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パロアルトネットワークスでは、世界中の社員、その家族、友人をふくめ、LGBTQIA+コミュニティに属するすべての人々のために、プライド月間をたたえます。私たちは日々、LGBTQIA+コミュニティに寄り添い、包括的環境を大切にしていますが、とりわけ6月は、ストーンウォールの反乱の翌年、1970年6月28日にニューヨークで開催された初のプライドマーチを記念する特別な日です。
私たちは、個性を備えた従業員一人ひとりが本物の自分でいられるような、包括的な環境を提供するという私たちのコミットメントを示したときの従業員の皆さんに、いつも驚かされつづけています。今年私たちは特に「交差性(インターセクショナリティ)」、つまり「私たちはみなユニークでありながらも重なり合うアイデンティティや経験からできていることへの理解」に注目しています。LGBTQIA+コミュニティはこれまで歴史上のさまざまな困難を乗り越えてきましたし、こんにちもそうした状況は続いています。このプライド月間は、コミュニティとその成功を紹介するにとどまらず、テクノロジ業界、そして世界全体をより公平な場所にしていくために継続すべき活動に光を当てる機会でもあります。
世界中の社員を集め、バーチャル・ドラッグ・ダンス・クラスでプライド月間のはじまりを祝い、『The Pink Line: Journeys Across the World’s Queer Frontiers(The Pink Line:世界のクィア最前線を巡る旅)』の著者であるMark Gevisser氏をお迎えしてバーチャルブッククラブを開催しました。著名な詩人であるAlok Vaid-Menon氏にはバーチャルで私たちの集まりにご訪問いただき、インターセクショナリティとそれが私たちの日常生活で果たす重要な役割について語っていただきました。また、イスラエルでは6月中、プライド月間のための4つのレクチャーを開催しています。
これらのイベントや祝賀会はグローバルに続いており、6月の締めくくりとして、LGBTQIA+社員のネットワークグループのJAPAC支部を立ち上げます。まだ続きがあります。年間を通じて継続的にリスニングセッション、コラボレーションイベント、有意義なディスカッションを行っていく予定です。
多くの勇気ある仲間と一緒に働き、学ぶことができたことをとても誇りに思っています。2021年のプライドの祭典を続けていく中で、チームメイトから聞いた話を共有できることを楽しみにしています。
「私にとってのインターセクショナリティとは、LGBTQIA+コミュニティを織りなすタペストリーを認め、理解することです。人種や性別など、外見についてだけではありません。身体能力上さまざまな違いがあったり、退役軍人であったり、そのほかさまざまな資質の組み合わせを持つLGBTQIA+の方々がいるおかげで私たちの「虹」はより一層輝いているんです。」
- Ty Pressley (Contracts and Proposals Manager)
「私にとってのインターセクショナリティは、人々が自由であること、それがどんな意味を持つものであっても、自分自身を自由にできるようにすることを意味しています。自分が働く組織で、これほどまでに受け入れられ、励まされることがあるなんて思ってもみませんでしたし、これほど誇りに思うこともありません。」
- Kisha Clark (Support Delivery Manager)
「パロアルトネットワークスに入社して以来、私は一度も疎外感を感じさせられたことがありません。むしろこの会社は私に違いを祝福する力を与えてくれました。」
- Daniel Do (Executive Recruiting Researcher)
「インターセクショナリティは、あまりに自然なせいか、あって当然とみなされがちです。ですが私は、パロアルトネットワークスの面接を受けたとき、『包括性やら多様性やら、ここも他の会社みたいにただwebサイトできれいごとを並べているだけじゃないのか』と勘ぐったのを覚えています。ところがそれから数年たち、世界中のさまざまな人たちと仕事をしてきた自分の経験から言えることは、この会社は本当に人を大切にする会社だということです。人による人のための会社なんです。私たちの組織にはさまざまな人がいます。その全員と協力することは、真の喜びであるだけでなく、私の考えや視野を広げてくれる、継続的で色彩豊かな成長の旅でもあります。ここは、誰もが受け入れられ、尊敬され、どんな声にも耳を傾けてもらえ、認めてもらえる会社なんです。」
- Simon Mulder (Senior Director Human Resources EMEA)
「インターセクショナリティは、一人ひとりがそれぞれに個性を持つことを真に理解するともにそれらのアイデンティティの重なりを意識することです。」
- Joseph Meadowcroft (Talent Acquisition Singapore)
「私たちは包括的文化が最も重要と考えています。それがあるから多様な精鋭チームを結集できる。そうしたチームがあればこそ世界で最も困難なサイバーセキュリティ上の課題を解決することができる。私たちは、長年社会から差別ないし抑圧、疎外されてきた人々への支援を行う「アライシップ」を育み、多様性を大切にして祝い、すべての声に耳を傾け、認めてもらえる環境を提供することを約束します。プライド月間もその後もパロアルトネットワークスには誇るべきものがたくさんあります。」